北口精機の誇るNC旋盤で、
他では加工できないサイズの
大型の加工も可能です。
一つ一つの工程はもちろん、
複数の工程にわたって
精度を保つための綿密な加工をしています。
全体の加工工程の管理はもちろん、
職人の経験による高度な加工技術により
油圧シリンダーを製造します。

図面、ＣＡＤから工程作成

お客様から頂く図面とご要望に従い、加工図面の検討と加工工程の作成を行います。

図面、加工工程から材料が検討、決定され、鋼材からアルミ、樹脂材まで。また丸棒や角材、パイプ材といった多種多様な材料から加工材料が選定されます。

旋盤を使用し、シリンダーチューブの溶接前の内外径加工を行います。
大型のNC旋盤もございますので、他ではなかなか見られない大型サイズの加工も行っています。

チューブ加工同様、旋盤にて円周方向の加工を行い、MC工程にて穴、タップ加工を行います。
後に来る溶接工程を念頭に置き必要な精度を確保します

旋盤及びMC工程において加工を行います。
複雑な形状で、要求される精度も難易度の高いものがありますので、経験が必要な工程です。

完成後の寸法や次工程での加工内容により、形状を意識しながらチューブ、フランジ、トラニオンなどの部品の溶接を行います。
確実な溶接には溶接工の確かな経験と技術が必要です。
またご要望に応じてUT・MT検査も行います。

内径のホーニング前加工、外径、各種溝やネジ加工などを旋盤加工にて仕上げていきます。
寸法や各部分の位置関係、同芯など、高い精度が求められます。

大小様々なタップ、ｷﾘ穴などの加工をMC工程で行います。
シリンダー製品は大型のものも多いので、MCの機械も大型のものが求められます。

シリンダー内径の一番大切な摺動部分を、ホーニング加工において仕上げます。Φ1000を超える大型のシリンダー内径も1/100㎜単位で仕上げることができます。
加工面には油だまりとなる細かな網状の筋（クロスハッチ）を付けていきます。"

マイクロから三次元測定器まで、各種測定器をそろえ、熟練した検査員が完成品検査を実施します。
お客様に不具合のない製品をお届けするため、また製品の精度を保証するために正確な検査を心がけております。