BTA加工での材質について

BTA加工で主に使用している材質

材質 記号 特徴 主な用途
SS

一般的な機械部品で、最も汎用的な鋼種で

加工性、溶接性が良好。

大型機械部品、

橋梁などの土木建築部品、船舶部品等

炭素鋼 S

一般的な機械部品で、焼入れ、焼戻しをすることにより強度を増すことができます。

強度が増しても加工性は良好です。

上記用途において、

強度が必要な部品

モリブデン鋼 SCM

強度を必要とする一般的な機械部品に使用

加工性は上記よりも難削材です。

クランクシャフト、

シリンダー等

高炭素

クロム鋼

SUJ

耐摩耗性に優れる。

熱処理すると、難削材になります。

特にベアリング部に使用される
ステンレス鋼 SUS

防錆の必要な機械部品に使用。

熱伝導性も良好。

耐食性が必要な箇所に使用
アルミニウム AL

比重が小さく軽量。

熱伝導率が高い。

建材、電車、半導体製造部品、医療機器部品

同じ刃物で加工したキリコの違い

鋼(SS) 炭素鋼(S) モリブデン鋼(SCM)
高炭素クロム鋼(SUJ) ステンレス鋼(SUS) アルミニウム(AL)